広島の佐藤寿人(左)とG大阪の宇佐美貴史(右)【写真:Getty Images】
明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦が5日に行われる。第1戦は2日に大阪・万博記念競技場で行われ、サンフレッチェ広島は後半アディショナルタイムの劇的な逆転弾によって、3-2でガンバ大阪に競り勝ち第1戦を制した。第2戦は19時30分にエディオンスタジアム広島で開催される予定で、広島は優勝に王手をかけている。
第1戦でレッドカードによる退場となったG大阪のDFオ・ジェソクは出場停止となり、第2戦に出場することはできない。第1戦を勝利した広島は引き分け以上で優勝となる。また、チャンピオンシップではアウェイゴールルールが適用されるため、第1戦でアウェイゴール3点を決めた広島は、2失点以内の1点差負けでも優勝決定だ。
G大阪は2点差以上で勝利するか、4点以上決めた上で勝利ならG大阪の優勝。G大阪リードの3-2のスコアで90分間を終えた場合はアウェイゴールルールなしの延長戦となり、それでも決着がつかない場合はPK戦となる。
G大阪は年間総合3位の成績で終わり、広島は年間総合1位の成績で終わった。前年までの制度であれば広島のJ1優勝が決まっていたが、今季からは2ステージ制となり、チャンピオンシップも開催されている。
広島にとっては文句無しのJ1完全制覇を成し遂げるため、G大阪にとっては逆転での優勝を掴み取るため、それぞれの思いを胸に第2戦を戦うことになる。
【広島 90分間での優勝条件】
・勝利
・引き分け
・0-1、1-2の負け(=2失点以内の1点差敗戦)
【G大阪 90分間での優勝条件】
・2点差以上の勝利
・4点以上決めた上で勝利
【了】