【スペイン】レアル、出場停止中の選手を起用でカップ戦敗退処分？

　レアル・マドリーは現地時間2日、コパ・デル・レイ4回戦でセグンダB（3部相当）のカディスと対戦。ロシア代表MFデニス・チェリシェフの先制点などで3-1で1stレグを先勝した。

　しかし、そのチェリシェフはこの試合に出場する資格がなかったとしてマドリーは規約違反に伴う大会敗退の恐れがある。

　昨季ビジャレアルに期限付き移籍していたチェリシェフは、同大会で累積警告による出場停止を消化しないままマドリーに復帰。クラブを移っても持ち越しとなるはずが、カディス戦に先発出場している。

　過去にはオサスナも同様に出場停止選手を出場させたことで、敗退処分が科されている。マドリーはスペインサッカー協会（REFE）およびビジャレアルからの通知がなかったとして異議申し立てを行っている。

　これに対してカディスはREFEに規約違反を訴えており、現在は審議の結果が待たれている。