契約延長に向けた交渉に前向きのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、契約延長に向けて前向きな姿勢を示したようだ。3日に独紙『ディー・ヴェルト』が報じている。
同紙によると、新契約は2021年まで契約を延長するもので、年俸は最大で2500万ユーロ(約33億6000万円)のオファーを提示する可能性があるとのこと。ミュラーは新契約を締結することに対してすでに口頭で合意に達したようだ。
ミュラーに対してはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどが獲得を望んでいるとされており、多額の移籍金を支払う準備も進めている。
今夏の移籍市場では、ユナイテッドが数百億円の巨額オファーを提示し、ミュラーに対しても現在の年俸を遙かに凌ぐ額で揺さぶりをかけるなど獲得に向けて動き出していた。
ミュラー本人が「給料は魅力的」と語り、プレミアリーグへの関心を口にするほどである。同選手は今季公式戦21試合出場で20得点を決めており、他クラブが放っておけないほどの活躍ぶりを見せている。バイエルン側としては、貴重な得点源であるミュラーを是が非でもチームに引き止めておきたいところだ。
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