カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
マテュー・ヴァルブエナ恐喝事件への共犯容疑がかけられているレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマの11月5日に行った証言の一部を仏紙『ル・モンド』が報じた。
証言でベンゼマは今回の事件の関与について「大きな誤解であると思う」と発言しており、「過去に自分にも同じようなことが起こったし、マテュー(・ヴァルブエナ)に事件について自覚して欲しかった」とし、同じフランス代表でプレーする友人であるヴァルブエナを助け出したかっただけだと弁明した。
ベンゼマの弁護士を務めるアラン・ジャクボウィッツ氏は、同紙でのベンゼマと裁判官の発言が掲載されたことについて「こんなことは今まで見たことがない。到底容認など出来ない」と情報の漏洩に強く憤慨し、ヴァルブエナの証言に影響することを心配している。
ベンゼマは裁判秘密保護違反を理由にすでにフランスラジオ局『エウロプ1』を訴えているが、『ル・モンド』に対して法的手段を取るとしている。
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