3.ヴォルフスブルクをクラブ史上初のリーグ制覇に導く
ヴォルフスブルクではクラブ史上初のリーグ制覇【写真:Getty Images】
選手から恐れられるマガト氏だが、その実績に疑いの余地はない。2004/05、05/06シーズンにはバイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガとDFBポカールの2連覇を達成。
2008/09シーズンには、長谷部や大久保が所属していたヴォルフスブルクにクラブ史上初のリーグ優勝をもたらしている。
バイエルン時代にはフィリップ・ラームに出場機会を与え、下部組織にいたマッツ・フンメルス(現ドルトムント)をトップチームに昇格させた。
また、ヴォルフスブルクでは当時無名だったエディン・ゼコ(現ローマ)をボスニアのクラブから呼び寄せ、ゼコはそのシーズンに8得点7アシストをマークしている。
ヴォルフスブルクでは監督とゼネラルマネジャー(GM)を兼任するなど、ピッチでの指揮以外に選手育成の部分でも手腕が光る。
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