2.鬼軍曹は日本人コレクター?
3人の日本人選手がマガト氏のもとでプレーした【写真:Getty Images】
鬼軍曹で知られるマガト氏だが、もうひとつの異名を持つ。現地ドイツでは「日本人コレクター」と呼ばれているのだ。
ヴォルフスブルク時代には浦和レッズから長谷部誠、ヴィッセル神戸から大久保嘉人を、シャルケでは鹿島アントラーズから内田篤人を獲得した。
マガト氏が日本人選手を好む理由として、「規律」が挙げられている。テクニックに優れた選手よりも、自らが定めた規律に従う選手を好む傾向にあるようだ。
厳しい練習で知られる国見高校出身の大久保でさえ、「マガトはそれ以上」と驚く。
また、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任する以前には日本代表監督就任も噂されており、日本とは遠からぬ縁があるようだ。