フランス代表FWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマを巡って、フランス首相と元大統領が激しいバトルを繰り広げている。
元フランス大統領ニコラ・サルコジ氏は、フランスラジオ局『Europe 1』でのインタビューでマヌエル・ヴァルス首相を批判した。
先日ヴァルス首相はヴァルビュエナ恐喝事件共犯容疑のかかるベンゼマについて言及。「スポーツ選手は模範的でなければならない」とし、「模範的でない選手は国の代表にいるべきではない」と語っていた。
これに対して元大統領であり現在はフランス共和党の党首を務めるサルコジ氏は「模範の授業を他人に行うような人間は好きではない」と繰り返しヴァルス首相の発言を批判した。さらにサルコジ氏は「彼(ヴァルス首相)も自分も代表監督ではない」と、知らないことは話すべきではないとした。
国の元党首まで巻き込むほどの規模となっているヴァルビュエナ恐喝事件だが、果たしてどのような結末が待っているのだろうか。
【了】