サウサンプトンを6-1で圧倒したリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
キャピタル・ワン・カップ準々決勝が2日に行われ、サウサンプトン相手に6-1の大勝を収めたリバプール。ユルゲン・クロップ監督は試合後、英メディアの『スカイスポーツ』によるインタビューに応じた。
「魔法など持ってはいない。一生懸命に取り組んだだけだ」とコメントしたクロップ監督は、続けてチームの現状にも言及。
「けがについては運がないが、チームには挑戦者としての実力が備わっている。今のところはそれ以上である必要はない」
なおクロップ監督は、先月29日のスウォンジー・シティ戦で復帰を果たし、この試合でも59分まで出場して2ゴールを挙げたFWダニエル・スタリッジについても触れた。
「ツイていない時もあるし、それは長引くかもしれない。ただ、試合中とその後の彼は気分が良さそうだったよ」
イングランド代表にも名を連ねる26歳のFWは昨季も度重なるけがに悩まされ、公式戦18試合出場に留まっていた。しかし、それでも5ゴール2アシストをマークするなど自身の得点能力を見せている。
「すべての試合に出場する必要はない。だが、戦いに向かうベストなタイミングに彼が回復していると判断できれば、すべてはうまくいくだろう」
主将のMFジョーダン・ヘンダーソンも復帰し、直近の公式戦10試合で8勝を記録するなど追撃の準備が進むリバプール。6日にはリーグ19位のニューカッスルと対戦する。
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