ベンフィカのDFネウソン・セメドを巡って、チェルシーとアーセナルがピッチ外でロンドンダービーを展開している。2日、イギリスの『イブニング・スタンダード』が伝えた。

　セメドは1993年11月16日生まれの22歳。ベンフィカには2012年に加入し、ファーティマへのレンタルを経て2013/14シーズンからベンフィカに復帰。今季は公式戦9試合に先発出場して1ゴールをマークしている。

　ポルトガル代表としての出場経験もあるセメドは、膝の負傷のため10月中旬から戦列を離れている。しかし同紙によれば、ここまで17得点23失点と守備陣に不安のあるチェルシーや、主要10選手が離脱するなど負傷者が相次ぐアーセナルが食指を伸ばしているというのだ。

　しかし、チェルシーとアーセナルの両者は未成年選手の移籍について、FIFAが定めるルールに違反している疑いがかけられており、バルセロナのように選手補強を禁止される可能性があると伝えられたばかりだ。

　過去にはマンチェスター・シティやミランも興味を示したといわれるセメド。果たして、22歳のポルトガル人はこの冬ロンドンに向けて海を渡ることになるのか。

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