新潟の新監督就任が決まった吉田達磨氏【写真:Getty Images】
J1のアルビレックス新潟は2日、2016シーズンから吉田達磨氏を新監督に迎えると発表した。
吉田氏は1974年6月9日生まれの41歳。柏レイソルU-15およびU-18監督、強化部ダイレクターなどを経て、2015シーズンはトップチームの監督に就任した。
監督初年度ながらAFCチャンピオンズリーグに挑みグループリーグ突破に導くなど健闘したが、1stステージでは連敗を3度喫するなど調子が上がらず、同ステージを14位で終えた。2ndステージは徐々に持ち直して8勝3分6敗で8位につけたが、年間総合10位でシーズンを終えた。
一方、2015シーズンの新潟は1stステージ第11節から4連敗をマークするなど不調を極めたが、2ndステージで追い上げを見せてJ1残留を達成。ナビスコカップでは決勝トーナメントに進出し、1stステージ無敗優勝の浦和レッズ相手に5-0で圧勝するなどアップセットを演じた。
柏ユース時代から一貫して相手陣内でショートパスを繋ぐという特徴を持つ吉田氏のサッカーは、新潟に変革をもたらすことになるのだろうか。
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