カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
マテュー・ヴァルブエナ恐喝事件への共犯容疑がかけられているレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマの弁護士であるアラン・ジャクボウィッツ氏は、フランスのマヌエル・ヴァルス首相の発言を非難した。1日付け『アス』が報じた。
ヴァルス首相はフランスラジオ局『エウロプ1』でのインタビューで「スポーツ選手は模範的でなければならない。模範的でない選手は国の代表に相応しくない」とベンゼマに対して苦言を呈していた。
ジャクボウィッツ弁護士は、ヴァルス首相の推定無罪(有罪と宣告されるまでは無罪と推定されること)という近代法の基本原則を無視した発言を問題視。
「(ヴァルス首相は)スキャンダラスな報道により無知のまま発言することになった。明日は誰が話すんだ? 大統領か?」と猛反論している。
ベンゼマは近日中にフランス国営放送のニュースでヴァルビュエナ恐喝事件について発言し沈黙を破るとされており、その動向が注目される。
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