広州富力が興味を示す大久保嘉人【写真:Getty Images】
“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ監督率いる広州富力が、ガンバ大阪のFWパトリックに加えて、新たにJリーグの3選手をリストアップしているようだ。1日に中国メディア『新浪』が報じている。
同紙によると、広州富力は来季に向けて豊富な資金力を使いJリーグから複数の選手を獲得しようと考えているとのこと。新たにリストアップされた選手はサンフレッチェ広島のドウグラス、柏レイソルのクリスティアーノ、そして川崎フロンターレの大久保嘉人の3選手となっている。
今夏には名古屋グランパスを率いた経験があるストイコビッチ監督が広州富力の指揮官に就任した。長く日本に滞在していたこともあり、Jリーグでプレーする選手のことをよく知っている。
広州富力は今年7月に川崎Fからレナトを獲得。同選手は中国スーパーリーグで11試合に出場し2得点を決めていた。川崎Fにとっては再びチームの得点源を狙われることになる。今回新たに報じられたJリーグの選手はどれも得点力の高い選手だ。
大久保は今季リーグ戦で23得点を記録しJリーグ得点王となり、ドウグラスは21得点で得点ランキング2位につけた。クリスティアーノは14得点で、パトリックは12得点となっている。
レナト獲得時には数億円を支払ったとされており、豊富な資金力を持つ広州富力はJリーグ屈指のストライカーをも“爆買い”してしまうのだろうか。
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