ベネズエラ代表のノエル・サンビチェンテ監督【写真:Getty Images】
ベネズエラ代表選手15人が代表召集に応じない姿勢を表明しているようだ。スペインの『スポルト・ユー』が1日に伝えている。
召集を拒否している選手たちの中には、代表チームでキャプテンを務めるジェノアのMFトマス・リンコン、ウェスト・ブロムウィッチのFWサロモン・ロンドン、マラガのDFロベルト・ロサレスらヨーロッパで活躍する選手たちが含まれている。
15人の選手たちはSNS上で声明を発表し、その中で選手たちはノエル・サンビチェンテ監督の退任を要求しているようだ。
ベネズエラ代表は10月8日からワールドカップ南米予選を戦っているが、これまでの4試合すべてに敗戦し、参加10ヶ国の中で最下位となっている。また、サンビチェンテ監督指揮下でのベネズエラ代表は、13試合で4勝1分8敗と大きく負け越している。
ベネズエラサッカー協会会長のラウレアーノ・ゴンザレス氏は「サンビチェンテ監督は我々にとって最も優秀な代表監督だ」とコメントし、選手たちの要求に応じる構えは見せていないという。果たして、選手と協会の妥協点はどこに設定されるのか。
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