伊野波雅彦、田中マルクス闘莉王、長澤和輝【写真:Getty Images】
Aリーグ公式サイトは1日、『メルボルン・ビクトリーとシドニーFCが狙う10人』という特集を公開し、その中で日本人選手3人をフィーチャーした。
来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に挑むメルボルン・ビクトリーとシドニーFCがアジア枠で獲得できる選手について紹介。選ばれた10人の中には、DF伊野波雅彦、DF田中マルクス闘莉王、そしてMF長澤和輝の3人が名を連ねた。
伊野波は先月30日にジュビロ磐田との契約満了が発表され、フリーとなっている。タイ・プレミアリーグへの移籍も噂されており、本人も前向きな姿勢だと伝えられている。
闘莉王は現在名古屋グランパスと契約交渉を続けているものの、年俸について大幅ダウン提示を受けたという報道もある。現在は故郷・ブラジルに滞在しており、今後の去就に注目が集まっている。
長澤はドイツ・ブンデスリーガのケルンに所属しているが、2015/16シーズンはここまでメンバー外となることが少なくない。
10月31日のホッフェンハイム戦で先発出場を果たすも、前半終了とともにベンチに下がった。昨季は怪我や病気のため10試合出場に留まっていたが、今季になってもコンスタントな出場機会は得られていない。
この3人のほか、Jリーグからは鄭大世(清水)、キム・ボギョン(松本)といった選手たちの名前も挙がっている。果たして、この中からオーストラリアに新天地を求める選手は現れるのだろうか。
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