順調に進んでいるトゥヘル体制の1年目
ボルシア・ドルトムントは15/16シーズンの航海を順調に進めている。11月29日のブンデスリーガ第14節、ホームでのシュトゥットガルト戦を4-1でモノにして、BVBは11月の公式戦を5戦3勝2敗と勝ち越した。
監督トーマス・トゥヘルは、シュトゥットガルト戦の後半の出来に満足して「非常に重要な勝利」と振り返っている。それはヨーロッパリーグも含めた公式戦の連敗を2で止め、勝ち越して12月に繋げたという意味でも「重要な勝利」と言えるだろう。ブンデスリーガでは2位を維持したまま、3位のボルフスブルクとの勝ち点差を7に広げている。
また、DFBポカールは3回戦に進出しており、ヨーロッパリーグは決勝トーナメントへの進出を決めていることも考えれば、トゥヘル体制の1年目は現在のところ順調に進んでいると言えそうだ。これまでのところ負傷による長期離脱者も出ておらず、反対にエリック・ドゥルム、ヌリ・シャヒンといった長期離脱者の復帰の目処が立っている。
BVBの航海が順調に進んでいることについては様々な要因が考えられるが、1つには今季の新加入選手達が比較的スムーズにチームへとフィットしたことが挙げられるのではないだろうか。
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