レアル・マドリー・フベニールAに所属するGKルカ・ジダン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの下部組織であるフベニールA(U-18)に所属するGKルカ・ジダンが、自身の父親と同じハプニングを起こしたとして話題になっている。先月30日、イギリスの『ユーロスポート』が伝えている。
フランスU-18代表にも選ばれているルカは、フベニール同様にマドリーの育成システムであるレアル・マドリー・カスティージャに所属する、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン監督を父に持っている。
ジダン監督といえば、自身のラストマッチとなったワールドカップ・ドイツ大会の決勝で、対戦相手だったイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに頭突きをして退場処分が下されたエピソードが有名である。
ルカがハプニングを起こしたのは、11月29日に行われたアトレティコ・マドリー・フベニールA戦でのこと。アトレティコのある選手がファールを受けて倒れていた時、エキサイトしたルカは、倒れていた選手とは別のアトレティコの選手に頭を押し付けて威嚇。それを見た主審はルカにレッドカードを提示し、退場処分としたのだ。
父とは違って直接的に相手を倒してはいないものの、同じ“頭を使った”ハプニング。「蛙の子は蛙」ではないが、親子2代でよく似た事件となってしまった。
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