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C大阪、J1復帰へ執念のPO決勝進出。愛媛は粘り見せるも桜の壁崩せず

text by 編集部 photo by Getty Images

C大阪、J1復帰へ執念のPO決勝進出。愛媛は粘り見せるも桜の壁崩せず
セレッソ大阪がJ1昇格プレーオフ決勝へ【写真:Getty Images】

【セレッソ大阪 0-0 愛媛FC J1昇格プレーオフ準決勝】

 最後の一枠をかけて4チームが争うJ1昇格プレーオフ準決勝が29日に行われ、4位セレッソ大阪と5位愛媛FCが対戦した。

 ホームのC大阪は序盤から愛媛のゴールをこじ開けるべく積極的に仕掛けるも、相手の体を張った守備の前に崩しきれる場面は少ない。一方の愛媛は耐える展開が続くもチャンスと見れば一気にカウンターで押し上げるなど奮闘する。

 すると40分、C大阪にビッグチャンス。関口訓充のCKに茂庭照幸が頭で合わせるもGK児玉剛が身体を張って防ぎ、こぼれ球に詰めた田代有三のシュートも児玉が見事な反応で掻き出した。

 両チームともスコアレスで迎えた後半開始直後の47分、再び田代がチャンスを迎えるが、シュートはわずかにゴールを外れて先制とはならない。その後は前半に比べてプレーの質が落ちた愛媛に対してC大阪が押し込んで圧力をかける時間が続く。

 攻め続けてもなかなか得点に結びつかないC大阪はパブロを投入して前向きの姿勢を強めていくが、ゴールが遠い。75分、田代がフリーでゴール前まで持ち込むが、シュートは枠のはるか上へ消えた。

 引き分けでは年間順位で上回るC大阪が決勝へ駒を進めるが、愛媛は最後まで攻撃の糸口を見つけられず。プレーオフ初出場の愛媛も粘りを見せたが、最後はスコアレスドローのまま試合終了の笛が鳴った。

 レギュレーションによりプレーオフ決勝進出を決めたC大阪は、1年でのJ1復帰を目指して来月6日にホーム長居スタジアムでアビスパ福岡と対戦する。

【得点者】
なし

【了】

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