2013年
徳島ヴォルティス【写真:Getty Images】
準決勝は京都サンガF.C.対V・ファーレン長崎、徳島ヴォルティス対ジェフユナイテッド千葉のカードとなったが、ともに90分をドローで終えた。そのため各カードの上位クラブである京都と徳島が決勝に進出。
迎えた国立競技場での最終決戦は戦前の予想通り京都の支配する時間が続いたが、39分にコーナーキックを千代反田充が頭でゴールに変え、徳島がワンチャンスを生かして先制する。そして4分後には津田知宏が追加点を挙げ、試合の流れを一気に変えた。
支配しながら追う立場になった京都は後半もエンジン全開で猛攻を仕掛けるも、徳島の粘り強い守備を前にしてゴールを奪えず。最後まで集中を切らさなかった徳島が四国勢初のJ1昇格を決め、国立競技場は歓喜の渦に包まれた。一方、敗れた京都は2シーズン連続で年間3位とリーグ戦では健闘したにもかかわらず、あと一歩のところで一発勝負の犠牲者となってしまった。
【準決勝】
京都(3位) 0-0 長崎(6位)
徳島(4位) 1-1 千葉(5位)
【決勝】
京都(3位) 0-2 徳島(4位)
【次ページ】2014年