伊野波雅彦【写真:Getty Images】
先日ジュビロ磐田退団を発表した元日本代表DF伊野波雅彦にタイリーグ移籍の可能性が浮上している。現地メディア『フットボールチャンネル・タイ』が伝えた。
契約満了で磐田を退団する伊野波を獲得するために移籍金は必要ない。また同選手の代理人はかつてタイ・プレミアリーグ(1部)のBECテロ・サーサナでプレーした岩政大樹と同じで、本人はオファー受諾に前向きだという。
現在その代理人がタイ・プレミアリーグのクラブと交渉中しているというが、具体的なクラブ名は明らかになっていない。
ここ数年Jリーグでプレーしていた元日本代表やレギュラークラスの選手がタイ挑戦を決断するケースが相次いでいる。岩政以外にも茂庭照幸(現セレッソ大阪)、青山直晃(現ムアントン・ユナイテッド)らがその例だ。
伊野波も彼らに続いてタイの地を踏むことになるのだろうか。まだ30歳で、J1のクラブでも十分に活躍できる能力を備えているため、今後の動向に注目が集まりそうだ。
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