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Jリーグ 9年前

CS準決勝で激突!! 浦和対G大阪、5つの名勝負を振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

2010年:J1第13節

CS準決勝で激突!! 浦和対G大阪、5つの名勝負を振り返る
美しいシュートで決勝点を挙げた遠藤保仁【写真:Getty Images】

 南アフリカW杯後に行われたゲームは、遠藤保仁がその実力を改めて証明する場となった。

 エジミウソンと宇佐美貴史にゴールが生まれて前半を1-1で折り返し、後半に入ると64分にオウンゴールでホームのG大阪が勝ち越す。しかし、勝負の神様は意地悪だった。リードを奪った直後の68分、エースのルーカスがまさかの退場処分でG大阪は数的不利に。それでも踏ん張り、90分に山田暢久を退場に追い込んで勝利は目前かと思われた。

 後半アディショナルタイム4分のうち2分が過ぎ、もうすぐ勝ち点3というところでエジミウソンがゴールを奪い、浦和が土壇場で同点に追いつく。だがそこで諦めないのがG大阪だった。

 ラスト30秒、本当に最後のチャンスと思われた94分の攻撃。左サイドを崩したG大阪は途中出場イ・グノのポストプレーを受けた遠藤がペナルティエリア手前で右足一閃。GKの手をかわしたボールは美しい弧を描いてゴールネットに突き刺さった。

【試合結果】
G大阪 3-2 浦和

【得点者】
19分 0-1 エジミウソン(浦和)
45+1分 1-1 宇佐美貴史(G大阪)
64分 2-1 オウンゴール(G大阪)
90+3分 2-2 エジミウソン(浦和)
90+4分 3-2 遠藤保仁(G大阪)

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