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Jリーグ 9年前

CS準決勝で激突!! 浦和対G大阪、5つの名勝負を振り返る

今季のJリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)の準決勝で1stステージ優勝の浦和レッズと年間3位のガンバ大阪が対戦する。Jリーグを代表する両クラブは、過去に何度も激闘を繰り広げてきた。ここでは、浦和対G大阪の5つの名勝負を振り返ろう。果たして、サンフレッチェ広島が待ち受ける決勝に進出するのはどちらのチームか。

text by 編集部 photo by Getty Images

1993年:Jリーグ開幕戦

CS準決勝で激突!! 浦和対G大阪、5つの名勝負を振り返る
浦和の福田正博とG大阪の釜本邦茂監督(当時、写真は1994年)【写真:Getty Images】

 1993年5月16日、すべてはここから始まった。記念すべきJリーグの開幕カードは万博記念競技場でのガンバ大阪対浦和レッズ。両チームとも今では監督を務めるような名選手が数多くいた。

 G大阪の監督は釜本邦茂で、エースは永島昭浩。一方の浦和の監督は森孝慈で、FWには福田正博と柱谷幸一が起用されていた。試合は和田昌裕(前京都サンガ監督)の1点を守り切ったG大阪が勝利を収める。すべての始まりはこのゲームだった。

 当時は10チーム制だったため年に4度対戦していたが、浦和のホームでは2試合とも観客は9000人しかいなかった。G大阪は8位、浦和は最下位に終わり、Jリーグの“お荷物”とまで呼ばれていた両チームが今では毎年優勝争いを演じている。

【試合結果】
G大阪 1-0 浦和

【得点者】
29分 1-0 和田昌裕(G大阪)

【次ページ】2006年:J1最終節
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