フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナ【写真:Getty Images】
フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナは、代表チームの同僚であるカリム・ベンゼマと彼の仲間によって仕掛けられた脅迫について、初めて口を開いた。
レアル・マドリーのストライカーは、ヴァルビュエナと首謀者の“仲介役”を担当したことを認め、フランス当局によって5日に起訴されていた。
以下はフランスの夕刊紙『ル・モンド』に掲載されたインタビューの一部抜粋である。
——ベンゼマは君に首謀者との接触を強要した?
「彼(ベンゼマ)の話し方は攻撃的でなく、金について直接的に話すことはなかった。それから彼は僕に “もし出回ってほしくなければ、俺の友人を紹介する”と言ってきた。
失望以上だね。単純に、リスペクトを欠いている。誰に対してもこんなことをしてはいけない。最後に彼は“お前の番号を奴に教えるか? それとも奴の番号を教えるか?”と聞いてきた」
——その後は?
「カリムはリヨンのメンバーを通して僕に電話してきた。(10月20日のチャンピオンズリーグ・)ゼニト戦のことだった。彼は“マット、俺の名前が出てるぞ。一体どうなってるんだ、あんな風には関わってないぞ”と言ってきたよ。
僕はこう言った。“カリム、(君の関与を警察に話したのは)ただの僕じゃない。良き市民の一人として訴えたまでだ”と」
——ベンゼマに言いたいことは?
「本当に、本当に失望したよ。僕とカリムの関係は、彼が言うようなものほど誠実ではないということを知ったね」
【了】
(※)本記事はINDEPENDENT紙との独占契約により、記事全文を翻訳しております。