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Jリーグ 9年前

ジェイが振り返る磐田“激動の1年”。名波監督への信頼、1年目での得点王…そしてJ1へ

text by ジェイ・ボスロイド photo by Getty Images

「ストライカーにとって、得点率は重要なものだと常に思っている」

 カーディフにいた頃にもチーム得点王になったことがあるけど、今回はリーグの得点王だ。とても嬉しいよ。僕にとっては良いシーズンだった。ゴールの前でのキレも良かったと思うし、怪我も少なかった。もっとゴールを決められたと思うから、もっと試合に出られていたら良かったけどね。

 ストライカーにとって、得点率は重要なものだと常に思っている。僕は今シーズン32試合に出て20ゴールを決めた。1.5試合に1本決めている計算になるけど、得点ランキングを争っていた他の選手は僕よりも8試合多くプレーしていた。同じだけ試合に出ていたら、どれくらい決められるのか知りたかったから良い状態を保っていたかったね。

 シーズン前には少し怪我をしていて、3ヶ月何もしていない状態で磐田にやってきた。ジムには通っていたけど、フットボールのトレーニングはしていなかった。数週間トレーニングを積んで、それからシーズン開幕を迎えた。

 シーズン中、僕は自分に2部練習を課していたんだ。コンディションをより良い状態に持っていければ、試合に出てプレーできると分かっていたからね。32試合出場は嬉しいけど、初めての日本でどれくらいのゴールを決められるのかを知りたかったから、もっとプレーしたかったよ。

 とはいえ、メインはあくまでも昇格すること。そして、僕らはそれを達成できた。

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