レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督(左)とDFダニ・カルバハル(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)でシャフタール・ドネツクとアウェイで対戦し、4-3で勝利した。
4点をリードしていたマドリーだったが、終盤の残り10分間で1点差に詰め寄られたことに、選手と監督がそれぞれの印象を述べている。25日付け『アス』が報じた。
この試合でゴールも決めたDFダニ・カルバハルは、「試合に勝ったと油断して集中力を切らせてしまった」と気の緩みがあったことを認めている。
一方のラファエル・ベニテス監督は、勝利ができたことで「素晴らしい試合ができ、心配というよりも満足してスペインに帰る」と語っている。
マドリーはリーグ戦でセビージャ(2-3)、バルセロナ(0-4)と連敗しており、公式戦では3試合ぶりの勝利となった。
しかし、ここ3試合で失点は「10」とシーズン当初の堅守は崩壊しつつある。「勝利を獲得したということが一番大事だ」と強調した指揮官だったが、「2失点は避けることができた」とまだまだ修正すべき点はあると感じているようだ。
なお、シャフタール戦で負傷のため途中交代となったラファエル・ヴァランは、けがの具合がまだ明らかにされていないが、次節エイバル戦は欠場の見込みとなっている。
今季は主将のセルヒオ・ラモスやペペにけがが増えており、ヴァランはリーグ、CLの全試合に出場している。
CLではグループ首位突破を決めたマドリーだが、今後も多くのことに頭を悩ませることになるかるしれない。
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