川崎フロンターレ移籍が近づいているGKチョン・ソンリョン【写真:Getty Images】
韓国Kリーグの水原三星ブルーウィングスに所属する韓国代表GKチョン・ソンリョンが、J1リーグの川崎フロンターレに移籍することで合意した。26日に韓国紙『スポーツ朝鮮』が報じている。
同紙によると、ソンリョンは今季終了後にフリートランスファーとなる予定で、12月末までに現所属のクラブと契約更新をするか話し合う状況となっていた。
ただし、FIFA(国際サッカー連盟)の規定によると、残りの契約期間が6ヶ月未満で、獲得を望むクラブから獲得意思が含まれている公式文書が現所属のクラブに届いた場合は、獲得を望むクラブが優先的に交渉することができる。
この規定により川崎Fはソンリョンと接触し合意まで至ったようだ。同紙によれば、Kリーグに詳しい関係者も「川崎Fの関係者が24日、韓国にやってきてチョン・ソンリョン移籍に関する契約に合意した後、現在は年俸や契約期間について調整をしている」と語り、交渉が行われていることを明らかにした。正式契約は来年1月に行われる予定となっている。
ソンリョンは昨季公式戦32試合に出場し、今季は公式戦8試合に出場。韓国代表としては64試合に出場しており、W杯本大会では、2010年W杯と2014年W杯の2度出場した経験を持っている。今季は年間順位6位で終えた川崎Fだが、来季はさらに上の順位を目指したいところだ。
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