元チェルシーのFWディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクトに所属するFWディディエ・ドログバは、古巣チェルシーに忠義を尽くしたい考えのようだ。26日、英メディア『BBC』が伝えている。
「多くをくれたクラブに恩返しがしたい。クラブのディレクターとは合意しているよ」と同メディアに話したドログバ。続けて、自身の引退後のプランについても明かしている。
「監督でもいい。スポーティング・ディレクターやアカデミーのトレーナー、あるいはストライカーにアドバイスをする立場でもいい」
また、ドログバは渦中の人物であるジョゼ・モウリーニョ監督についても言及。ディエゴ・コスタとの口論が話題となったものの、コートジボワールの英雄はポルトガル人指揮官を信頼しているようだ。
「クラブがモウリーニョを留めるなら、ロマン・アブラモビッチ(オーナー)がモウリーニョを適任だと判断しているということだろう。選手たちはモウリーニョを信じていて、モウリーニョは状況を変えるためにベストを尽くしているんだと思う」
21日に行われたプレミアリーグ13節のノリッジ戦、24日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節のマッカビ・テルアビブ戦と立て続けに勝利を収め、徐々に復調の兆しを見せるチェルシー。ドログバはブルーズ(チェルシーの愛称)の復活を願っている。
「プレイヤーについても、マネージメントについても、チェルシーは質の高いものを持っている。悪いシーズンを2度と続けないクラブだ」
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