脱税問題の裁判が始めるリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの脱税問題に関する裁判が始まるようだ。25日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
先日のレアル・マドリー戦“エル・クラシコ”で負傷離脱から復帰し、チャンピオンズリーグ(CL)ローマ戦では2得点と復活をアピールしたメッシだが、ピッチ外での問題は続いている。同選手と父ホルヘ・メッシ氏による脱税疑惑の裁判がバルセロナ地方裁判所にて行なわれるとのこと。
裁判官は検察局に対して、メッシとホルヘ氏に起訴状を3日に以内に準備するように命じたようだ。検察局側は脱税疑惑について告訴を行なう予定はないとのこと。しかしながら、一方で国家弁護士は22ヶ月半の禁錮刑を求めているとみられている。
バルセロナはメッシの他にも、脱税疑惑でネイマールが財産凍結、ハビエル・マスチェラーノ、アドリアーノと次々と脱税問題が浮上している。バルセロナの宿敵であるレアル・マドリーも、カリム・ベンゼマが恐喝容疑で逮捕されている。ピッチ外でのトラブルが多発しているスペインの両雄だが、果たして問題を解決することはできるのだろうか。
【了】