ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
ミランの指揮官シニシャ・ミハイロビッチ監督は、今週末のサンプドリア戦は4-3-3を継続しようと考えているようだ。イタリア『ミランチャンネル』が報じている。
親善試合トロフェオ・サン・ニコラを終えてインタビューに応じたミハイロビッチ監督は、噂される4-4-2への布陣変更について「全ての選手が戻ってくるまで様子を見てみよう」と述べるに留まった。
「我々は全ての布陣に挑戦することができる。土曜日のサンプドリア戦は4-3-3でプレーするとしてもね」
次戦は4-3-3を継続すると明言したミハイロビッチ監督だが、一方で「4-4-2は長期的にみれば基準となりえるシステムだ」と語り、将来の布陣変更を示唆した。
中盤が横一列に並ぶフラットな4-4-2では、日本代表FW本田圭佑が得意とする“トップ下”は存在しない。本田が出場機会を得るには、ウイングもしくはサイドハーフでアレッシオ・チェルチ、ジャコモ・ボナベントゥーラ、エムバイェ・ニアンとのスタメン争いに勝利する必要がある。
ただし、ミハイロビッチ監督が4-4-2に布陣を変更しない理由としては「FW不足」を挙げている。そのため、本田がより攻撃的なポジションに身を置くことができると証明できれば、新布陣で出場機会を得る可能性はありそうだ。
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