MLSニューカマー・オブ・ザ・イヤーを受賞したセバスティアン・ジョビンコ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCに所属するイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコが、2015年度MLSニューカマー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。クラブの公式ウェブサイトが23日に発表した。
同賞はMLS以外のリーグでプロ経験があり、MLS加入後最初のシーズンで素晴らしい活躍を収めた選手に贈られるもので、ジョビンコはクラブ史上初の受賞選手となる。
ジョビンコは今季のレギュラーシーズンで22ゴール16アシストを挙げ、2015シーズンの得点王を獲得。なお、1シーズンで20ゴール10アシスト以上を記録した選手はMLSの歴史においてジョビンコが初となるほか、22ゴールという数字もトロントのクラブ記録となっている。
ジョビンコは他にも月間MVPを7月と8月の2ヶ月連続で受賞し、プレイヤー・オブ・ザ・ウィークに3度、週間ベストイレブンにも10度ノミネート。また、第23節ではゴール・オブ・ザ・ウィークも受賞するなど、目覚ましい活躍を見せた。
なお、トロントは今季レギュラーシーズンをカンファレンス6位で終えてポストシーズンに進出。しかし、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ擁するモントリオール・インパクトに敗れ、すでにシーズンを終えている。
10月のEURO予選2試合で出場し、およそ1年ぶりとなる代表公式戦出場を果たしたジョビンコ。MLSでの活躍をバネにアズーリ(イタリア代表の愛称)定着をことはできるだろうか。
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