元バルセロナのカルレス・プジョール氏【写真:Getty Images】
元バルセロナのカルレス・プジョール氏は“エル・クラシコ”についてコメントし、古巣の強みとレアル・マドリーの敗因を分析した。23日、スペインの新聞『エル・パイス』が伝えた。
終わってみれば4-0と圧倒的なスコアの差がついたものの、プジョル氏は試合前、拮抗した試合になる可能性があると考えていた。
「チームに自信はあったが、(サンティアゴ・)ベルナベウはとても難しいスタジアムだ。だから僅差になると思っていたけど、バルサはそれよりも遥かに上を行っていた」
自身の予想を超えたパフォーマンスを見せたバルサに対し、マドリーの敗因については次のように述べた。
「バルサの支配的なスタイルに完全にやられていた。マドリーはボールをコントロールしたかったがそれが叶わず、プレスをかけることもできなかった」
また、マドリーの中盤を掻き回したバルサの強みについてもプジョール氏は端的にコメントしつつ、現在はカタールのアル・サッドに所属するかつての同僚・シャビ同様に自身の古巣を讃えている。
「バルサのボール回しは明確かつ簡単で、いつでもラインの間にいるフリーの選手に目掛けて出される。バルサにとってはここ数年で最高のゲームのひとつを演じた。全員がパーフェクトだった」
【了】