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ウィングに献身を求めるミハイロビッチ監督。本田にチャンスは?

text by 編集部 photo by Getty Images

ウィングに献身を求めるミハイロビッチ監督。本田にチャンスは?
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】

 現地時間21日に行われたセリエA第13節でユベントスに1-0で敗れたミラン。本田圭佑はラスト9分間のみの出場で、チームを勝利に導くことはできなかった。

 ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は4-3-3の3トップにカルロス・バッカ、アレッシオ・チェルチ、エムバイエ・ニアンを起用した。試合後にその理由を説明している。伊『スカイ』が伝えた。

「私はチームのために犠牲になることをサイドの選手たちに対して求める。彼らが完全にフィットし、良好なコンディションである必要があればゴール前でより効果的な攻撃を仕掛けられる」

 ユベントス戦で起用された3人はミハイロビッチ監督の起用に応えられたとは言えなかった。しかし、本田との交代でピッチを後にしたニアンには特別な期待を抱いているようだ。

「彼は守備面でよくやった。だがストライカーとして、より攻撃的でいるためにもっとやらなければならないことがある。彼は4、5ヶ月離脱していた後わずか2試合しかこなしていないので、コンディションには向上の余地がある。今後より良くなっていうだろう」

 ニアンは90分間走り続けられなかったが、守備でチームのため貢献できる姿をミハイロビッチ監督に見せつけた。一方で本田はまだ十分なアピールができていない。

 今後も4-3-3を続けていくようであれば、ニアンやチェルチが本田のライバルになる。指揮官の求める「犠牲の精神」と「コンディション調整」で実力を証明できなれば、居場所は限られたものになってしまうだろう。

【了】

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