ベンチに下がるヴァーディーを称えるラニエリ監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第13節が現地時間21日に行われ、レスターはニューカッスルに勝利して勝ち点を28に伸ばした。
同日に行われた試合でアーセナルとマンチェスター・シティがそれぞれ敗れたため、13節を終えてレスターは首位に立つことが決まった。これを受けたクラウディオ・ラニエリ監督のコメントを地元紙『レスター・マーキュリー』が伝えている。
ラニエリ監督は「選手たちはファンタスティックなパフォーマンスを見せてくれた。代表ウィーク明けは難しいものだし、何が起こるかわからない。我々も試合前に2度の軽いトレーニングしかできなかった。リスタートがうまくいったことが重要だ」とチームの奮闘を称え、アウェイまで応援に駆け付けたファンにも感謝を述べた。
また、ルート・ファン・ニステルローイ氏の記録にならぶ10試合連続ゴールをマークしたジェイミー・ヴァーディーへの賛辞も惜しまない。
「彼の活躍は嬉しい限りだ。偉大な王者に並ぶのは簡単なことではない。『よくやった、ありがとう』と伝えたいね」
ヴァーディーが記念すべきゴールを決めた際、敵地ニューカッスルのファンも惜しみない拍手で相手エースの記録達成を称えた。ラニエリ監督はこの反応にも感銘を受けたようだ。
「ファンタスティックだった。私はイングランドの精神を愛している。なぜならシャツの色は重要ではなく、選手がどうプレーしたかを見る」と述べ、「ジェイミーに拍手を送ってくれたファンに感謝したい」とその姿勢に謝意を示した。
「いまリーグ首位にいることは重要でない」と語るラニエリ監督。そのうえで「いま我々は28ポイントで、さらに12ポイント加えれば目標達成だ。その後他のことを考えよう」と、勝ち点40を超えることが最初のゴールだと強調している。
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