5.マドリー、クラシコ大敗は7季ぶり。ベニテス監督の進退は?
マドリーのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
マドリーがホームでのクラシコで4点差の大敗を喫したのは2008/09シーズン以来(2-6で敗戦)7シーズンぶりのことである。
前節はセビージャにも敗れているマドリーはこれで2連敗となり、首位バルサとの勝ち点差は「6」に広がってしまった。
この敗戦にサンティアゴ・ベルナベウのサポーターはブーイング。さらに、ハーフタイムには「フロレンティーノは出ていけ!」と、フロレンティーノ・ペレス会長の辞任を要求するチャントも聞こえていた。
マドリー幹部のエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「ファンの行動には悲しんでいる」と語ったが、マルセロは「彼らには不満を言う権利がある」と、ブーイングにも理解を示している。
一方、ラファエル・ベニテス監督の進退問題にも関わることになるかもしれない。試合前には、クラシコに敗れればベニテス監督は解任され、Bチームのジネディーヌ・ジダン監督が昇格すると現地で報道されていた。
試合後、「負けることはいつも最悪だよ。特にバルサが相手ならね。バルサのようなチームに多くのミスを犯してしまった。チームが早く立ち直ることを願っている」と語った。
果たして、ベニテス政権はわずか半年で終わってしまうのだろうか。
【了】