本田、ユーベ戦もベンチ予想は変わらず
所属のミランでは、ベンチスタートから終盤にちょこっと出場というパターンが続く本田圭佑。だが、21日に行われるユベントス戦の先発出場は今回も難しそうだ。
前節アタランタ戦ではジャコモ・ボナベントゥーラが出場停止。そのボナベントゥーラは、故障したアンドレア・ベルトラッチの穴を埋めるべく中盤で起用されるのだという。そうなると左ウイングが空くことになるが、先発はこの試合もエムバイエ・ニアンになる模様だ。
前節ではDFラインや中盤の組み立てが全くできない中、ニアンは一人気を吐き、ドリブルで必死にボールを運びチャンスを作っていた。地元紙は一斉に「前節でパフォーマンスの良かったニアンを再び左FWとして起用し、ボナベントゥーラを中盤に置く布陣がテストされた」と報じていた。
正直攻撃的すぎやしないかと思うのだが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は野心的だ。
「前節も4トップで勝ちに行ったが、我われはそういう姿勢を目指す。ユーベは我々の直接の競合相手。彼らも強いことはわかっているが、フィジカル、メンタルともに互角に渡り合える自信はある」と、20日の会見では力強く豪語していた。
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