ニュルンベルクのMFフェルナンド・シェプ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣の代役探しは難航しているようだ。19日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
清武は日本代表に合流していた16日の練習中に右足中足骨を負傷。このため、中断明け初戦となる21日のボルシア・メンヘングラッドバッハ戦を欠場する見込みだ。
清武の今季の負傷離脱はこれが初めてではない。6月の代表合宿中にも今回と同じ右足中足骨を負傷し、約3ヶ月間のリカバリーに努めていた。この間、ハノーファーのミヒャエル・フロンツェック監督はトルコU-21代表MFのケナン・カラマンを清武の代役に抜擢したが、背番号10のクオリティーには及んでいなかった。
思いがけないアクシデントに再度直面し、ハノーファーのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアン・メッケル氏は「キヨの代役はいない」とした上で、代役を務め得る選手の名前を挙げた。
その選手とは、清武の古巣でもあるドイツ2部に所属するニュルンベルクのMFフェルナンド・シェプだ。シェプは21歳のオーストリア人ミッドフィールダーで、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの下部組織出身である。
今季はここまで公式戦16試合に出場して5ゴール3アシストを記録している。ウィンガーとして起用されることが多いオーストリアU-21代表のシェプだが、持ち味は中央でのプレーにある。清武の代役を務めることになるのだろうか。
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