カタール航空との契約解消が噂されるバルセロナ【写真:Getty Images】
バルセロナが「カタール航空」とのスポンサーシップを解消する可能性が浮上した。19日、イタリアのウェブサイト『カルチョ・エ・エフィナンツァ』が伝えている。
2013年から続くスポンサーシップの一環として、バルセロナのユニフォームにはカタール航空の文字が入れられている。しかし、2016年までとなっている現在の契約を更新するかどうかについては議論がなされてきた。
そんな中、パリで同時多発テロが発生。事件の首謀者がアラブ系の人物だといわれていたことから、バルセロナはアラブ系企業であるカタール航空との契約更新に抵抗を感じている可能性があると同メディアは報じている。
カタール航空とは、年間6000万ユーロ(約83億円)の契約料アップを含む2020年までの契約延長合意がなされたといわれていた。しかし、バルセロナのサポーターにアンケート調査を行ったところ、その結果は契約延長に対して否定的なものだったとの報道もある。
バルセロナは、先日Jリーグのヴィッセル神戸を保有することでも知られる日本のインターネットサービス企業「楽天」がカタール航空との契約終了後のスポンサーとして挙手したことも話題となった。
今後、バルセロナのスポンサーを巡る展開にますます注目が集まりそうだ。
【了】