【レアル】レアルも主力が続々復帰。万全の状態でクラシコへ
カリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
主力選手が返ってきたのはバルサだけではない。マドリーも負傷を抱えていた選手が実戦に復帰している。
9月の代表戦で負傷したハメス・ロドリゲスは復帰戦となった現地時間8日のセビージャ戦でゴールを決めて復活をアピール。コロンビア代表としてプレーしたチリ戦でもゴールを奪うなど、負傷の鬱憤を晴らすかのような活躍を見せている。
また、出場が危ぶまれていた主将のセルヒオ・ラモス、マルセロ、イスコの3選手もトレーニングに参加し、全体メニューをこなしている。守護神のケイラー・ナバスは別メニューが続いているが、試合の直前には全体練習に復帰できる見込みとなっている。
左サイドバックとして代えの効かない存在となっているマルセロの合流は、マドリーにとっては何よりも朗報だろう。
EURO出場が決定しているポルトガル代表を免除され、休養をもらったFWクリスティアーノ・ロナウドも、代表ウィークの間はコンディション調整に充てている。今季はその驚異的な得点力が影を潜めているエースは、大舞台で爆発となるだろうか。
そして、マテュー・バルブエナ恐喝事件関与の疑いで逮捕されていたカリム・ベンゼマだが、ハムストリングの負傷から回復に向かっているようだ。今週のトレーニングで同箇所への違和感を覚えて練習を切り上げたようだが、バルセロナ戦の出場に意欲を見せている。
唯一、ダニエル・カルバハルは出場が不透明だが、右サイドバックにはダニーロが控えているため代役に不足はない。
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