ラツィオの元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ【写真:Getty Images】
セリエAのラツィオに所属する元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)への移籍の可能性が浮上している。17日、伊メディア『カルチョメルカート.com』が報じた。
同メディアによると、MLSのニューヨーク・レッドブルズでスポーツディレクターを務めるアリ・カーティス氏がロンドン滞在中に英スポーツ専門チャンネル『スカイスポーツ』のインタビューでクローゼへの興味を認めている。
「クローゼ? ヨーロッパには我々が関心を寄せる選手が多くいる。もしわれわれにチャンスがあれば、あらゆることが起こり得る」
MLSのイースタンカンファレンスに所属するNYレッドブルズには、元メキシコ代表ラファエル・マルケス(現・ヴェローナ)に加え、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏、元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏らがかつて在籍した。現在は元チェルシーのFWショーン・ライト=フィリップスがプレーしている。
クローゼは1978年6月9日生まれの37歳で、ワールドカップ通算16ゴールの歴代最多記録を保持している。今季はハムストリングの負傷で開幕から離脱を余儀なくされていたが、セリエA第8節のサッスオーロ戦で復帰。ここまでリーグ戦5試合に出場し、2アシストをマークしている。
キャリアも終盤に差し掛かっているクローゼ。果たしてアメリカの地を踏むことはあるのだろうか。
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