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本田がゴールすると全勝!? 予選5連発の新記録達成で“不敗神話”継続

text by 編集部 photo by Getty Images

本田がゴールすると全勝!? 予選5連発の新記録達成で不敗神話継続
本田圭佑【写真:Getty Images】

 日本代表は17日、ロシアW杯アジア2次予選でカンボジア代表と対戦して2-0で勝利した。

 試合終盤、本田圭佑は藤春廣輝のクロスに頭で合わせてチームの2点目を挙げた。このゴールで同選手は今予選5試合連続となり、1986年メキシコW杯予選で木村和司氏が達成した4試合を抜いて日本歴代最多連続記録を塗り替えている。

 すると面白い記録も見えてきた。今年になって本田は日本代表で14試合に出場して10得点を記録している。その中に複数得点した試合はないが、ゴールを決めた10試合すべてで勝利していた。

 1月12日に行われたアジアカップのパレスチナ戦を皮切りに、グループステージのイラク戦とヨルダン戦、親善試合のチュニジア戦、イラク戦、W杯予選で初勝利を挙げたホームのカンボジア戦、その後アフガニスタン戦、シリア戦、シンガポール戦、そしてアウェイでのカンボジア戦と本田が得点を挙げた試合はすべて日本が勝っている。

 一方、本田がゴールしなかった4試合は1勝2分1敗だった。アジアカップ準々決勝のUAE戦はPK戦の末敗戦(公式記録上は引き分け)、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任2戦目だった親善試合のウズベキスタン戦は5-1で勝利したものの、W杯予選初戦のシンガポール戦はスコアレスドロー。先月の親善試合イラン戦は1-1の引き分けだった。

 ミランで不遇の時が続き、1年以上ゴールを奪えていない本田だが、日本代表では驚異的なペースで得点を量産している。この“不敗神話”はどこまで続くのか。日本の絶対的エースとして、「背番号4」の重要性を改めて認識させられる記録といえるだろう。

【了】

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