レアル・マドリーの新旧7番のラウール氏とC・ロナウド【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーでプレーし、クラブ史上最高の左サイドバックといわれたロベルト・カルロス氏は、現地時間15日にニューヨーク・コスモスでの試合を最後に現役を引退したラウール・ゴンサレス氏と、クリスティアーノ・ロナウドを比較した。15日付け『マルカ』が報じている。
インド・スーパーリーグのデリー・ディナモスFCで選手兼監督を務めるR・カルロス氏はマドリーの新旧の背番号「7」比較し、「ラウールはマドリーで育ち、マドリーの全てだった。クリスティアーノ(・ロナウド)はマンチェスターからやって来た」と述べた。
C・ロナウドは今季、ラウール氏が持つマドリーのクラブ歴代最多得点記録を塗り替えるなど、名実ともにレジェンドの仲間入りを果たしている。
「クリスティアーノはマドリーの“生きる歴史”なのは間違いないが、彼のクラブでの歴史はグラウンドの中にある。しかし、ラウールのクラブの歴史はグラウンドの中だけでなく、グラウンドの外にもある。なぜなら彼はマドリーそのものだからだ」と両雄の一番の違いを説明した。
R・カルロス氏はC・ロナウドが来季もマドリーでプレーするのではないかと想像しているが、果たしてマドリー背番号“7”の伝説はいつまで続くのだろうか。
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