デモが発生する可能性があるカンボジア【写真:Getty Images】
在カンボジア日本大使館は17日、日本代表の試合が行われるカンボジアの首都・プノンペンで、大規模なデモが発生する可能性があるとして注意喚起を促した。
日本は17日にロシアW杯アジア二次予選でカンボジア代表と対戦するためプノンペンに移動している。多くの日本人サポーターも駆けつける予定だが、その場所で大規模なデモが発生するかもしれない。
発表によると、サム・ランシー救国党党首に対して逮捕状が発行されたことに反発するデモ等が空港周辺で発生し、これを取り締まる当局との間で大きな混乱が生じる可能性があるとのこと。今後数日間はデモ等に警戒し、遭遇した場合には近づかないよう注意を促している。
2014年には、プノンペン郊外で縫製工場労働者らが賃上げ要求をするデモを起こし、警官隊との衝突で多数の負傷者が発生していた。今回もしデモが発生した場合には、細心の注意を払って行動する必要があるだろう。
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