元ユベントスのアレッサンドロ・デル・ピエロ【写真:Getty Images】
元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロは、自身の古巣であるユベントスの方向性が正しいものであると信じているようだ。
伊テレビ局『ライ2』の番組『ラ・ドメニカ・スポルティーバ』に出演したデル・ピエロはユベントスのシーズン序盤の不調について、次のように語った。
「これは感情のジェットコースターのようなもので、すべては結果に左右されてしまうんだ。ナポリのマウリツィオ・サッリ(監督)にとってもそうだし、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ(監督)についても、そして他の多くの監督についても同じだ」
デル・ピエロはさらに、セリエAでは不振だがヨーロッパの舞台ではそうでないことから、ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)は強いチームであると付け加えている。
「ユーベは今でも強いチームだ。チャンピオンズリーグでの明らかな好調ぶりがそれを示している。セリエAではあまり効果的でなく、それを人々がまるで悲劇的な状況であるかのように振舞っているんだ」
ここまで12試合を終え5勝3分4敗(勝ち点18)で現在リーグ7位のユベントス。現地時間21日にはホームのユベントス・スタジアムに6位ミランを迎える。
4連覇を目指すトリノの名門は、スクデット(セリエA優勝)獲得に向けリスタートを切ることができるだろうか。
【了】