金崎夢生【写真:Getty Images】
ロシアW杯アジア2次予選のカンボジア戦を翌日に控えた日本代表は16日、現地で練習を行った。
試合前日のため非公開練習の予定になっていたが、急きょすべて公開となった。最初は全体でランニングし、ストレッチや様々な種類のダッシュを織り交ぜたメニューをこなした。
その後の四角形を作ってのパス練習ではヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「もっとパスを速く」と大きな声で指導するなど、熱のこもったトレーニングが展開され、ハーフコートのゲームなどで汗を流した。
慣れない人工芝に苦戦してうまくボールをコントロールできない場面なども見られ、選手たちの間には緊張感が漂うが、ちょっとしたミスに笑いが起きるなどリラックスした雰囲気も感じられた。
最後は全体で約5分間ミーティングを行い、全員で円陣を組んで練習を終えた。夕方でも気温は32℃を記録し、70%近い湿度も選手たちのプレーを阻む。当日も厳しい気候が予想され、警戒が必要だ。
なお、右太ももの打撲で別メニュー調整が続いていた金崎夢生はこの日も全体練習に加わらず、1人チームから離れてトレーニングに励んでいた。ここ数日激しい練習をしておらず、17日のカンボジア戦の欠場は確実となった。
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