レアル・マドリー移籍の可能性があったことを明かしたチェルシーのセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、『マルカ』でのインタビューで、レアル・マドリーの選手になるまで常に“あと一歩”の状態だったと語った。
元バルセロナのセスクは、「長年に渡りマドリーからコンタクトはあったよ。会長が変わっても常にね」とマドリーからの接触を認めている。
また、「決して契約が最後の段階に進むことはなかった。最後の合意に達したことはなかった」としたが、“禁断の移籍”の可能性があったことを明かした。
セスクはバルサの下部組織からアーセナルに移籍。16歳でデビューを飾り、一時は主将を務めていたが、2011年8月に古巣へ復帰している。
しかし、昨季開幕前に再びバルサを去る決断を下し、チェルシーへと移籍した。当時の心境を、セスクは次のように説明した。
「(アーセナルから)移籍して最初は良かったが、最後には大部分のファンから批判的な目で見られていると感じた。だからチェルシーへ移籍するという選択をしたんだ」
一方で、古巣のバルサについては「人生の大部分を過した場所だから、離れていて寂しいよ」としたが、「ロンドンでは非常に満足している」と、現在はチェルシーを離れるつもりはないと語っている。
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