韓国Kリーグの慶南FCで審判買収疑惑が浮上した【写真:Getty Images】
Kリーグの慶南FCが、2部リーグ降格を防ぐために審判を買収していた疑いが浮上したようだ。16日に韓国放送局『JTBC』が報じている。
同局によると、外国人選手の契約金を横領した疑いで調査を受けている前社長のアン・ジョンボク氏が、2013年から2014年の間に慶南地域出身の審判数人に八百長を持ちかけ、有利な判定を要求していたとの供述をしたとのこと。
八百長に誘われた審判員は主審と副審を合わせて5人いるとされているが、いずれも有利な判定は行っていないとしている。検察は試合の動画を確認し、調査したものの意図的な誤審判定は見つけることはできなかったようだ。
慶南は2013年に14チーム中11位、2014年は12チーム中11位となり光州FCとの入れ替え戦の末に2部リーグに降格している。
八百長の該当試合ははっきりと判明していないものの、韓国サッカー協会は、不適切な行為を発見した場合にはプロサッカー界からの追放も考えているとしている。果たして、真相究明に至るのだろうか。
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