本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランでレギュラーポジションを失っている本田圭佑が、自身の置かれた状況について語った。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
「ミランでの立場は簡単ではない。これまでこんなにも多くの試合でベンチに座った経験がない。選手たちが継続的に出場することでどんな感情を持つかを理解し始めている」と語る本田。
スタメンで毎試合出場できる環境で生まれる感情と、ベンチスタートで生まれる感情の違いに苦しんでいる様子だ。しかし、日本代表でプレーして以前の感覚を取り戻せるかもしれない。
絶対的な中心選手として活躍し、日本代表ではW杯予選4試合連続ゴールを記録している本田は「幸い代表での状況は違う。ここには自分のポジションがある」と述べ、コンスタントにプレーすることの重要性を説いた。
冬の移籍市場が開幕する1月にミランを退団すると囁かれており、プレミアリーグのウェストハムが新天地の最有力候補に挙げられている。日本代表でのプレーをきっかけに再びミランでの居場所を取り戻せるか。本田に残された時間は徐々に少なくなってきている。
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