従兄弟を亡くしたラッサナ・ディアラ【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーに所属したフランス代表MFラッサナ・ディアラが痛ましい告白をした。14日に、自身の公式ツイッターにて伝えた。
ディアラは自身の従兄弟が13日に発生したフランス・パリの同時多発テロで亡くなったことを明かしている。「彼女は僕にとって姉のような存在だった」と語っている。
「この恐怖の中で、フランスと多様性を代表する我々にとって重要なことは、肌の色も宗教も関係がない恐怖に対して声を挙げることだ」
ディアラは2004年にル・アーヴルでプロキャリアをスタートすると、2005年にチェルシーに加入。その後、アーセナルとポーツマスを経て2009年にレアル・マドリーに移籍した。2007年からフランス代表にも選出され、28試合に出場している。
今回の同時多発テロによって、犠牲者は少なくとも128人を超えると報じられている。
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