アレン・ハリロビッチ【写真:Getty Images】
バルセロナは保有権を持つクロアチア代表FWアレン・ハリロビッチを今季終了後に売却するプランを検討しているようだ。スペイン紙『スポルト』が報じた。
現在スポルティング・ヒホンにレンタルされている19歳のハリロビッチは、10試合に出場して2得点を挙げるなど、すでにチームの中心として存在感を放っている。しかし、バルサは来季の戦力として数えるのは難しいと見ている。
そのためビジャレアルのデニス・スアレス、アストン・ヴィラのアダマ・トラオレ、エバートンのジェラール・デウロフェウといった先輩たちと同様、買い戻しオプション付き契約で完全移籍させて成長を促そうとしている。
売却を検討しているとはいえ、バルサがハリロビッチの才能を疑っているわけではなく、あくまで来季の構想には入らないだけのようだ。その証拠に、買い取りオプション付きのレンタル移籍や、買い戻しオプションのない完全移籍のオファーには耳を傾けないと『スポルト』紙は伝えた。
神童としてユース時代から注目を浴び、鳴り物入りでスペインへ渡ったが未だインパクトを残せていない。スポルティング・ヒホンでバルサのフロントを驚かせる活躍を見せてトップチームに復帰するか、予定通り武者修行継続か、残り半年のパフォーマンスに未来がかかっている。
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