栃木SCはJ3降格が濃厚に…【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第41節が14日に行われ、昇格と降格の行方を左右する戦いが全国各地で繰り広げられた。
アウェイで大宮アルディージャと対戦した大分トリニータは、2点を先行したものの終盤に逆転を許し3-2で敗れた。これにより大分の21位以下が決定。大宮はJ1昇格とJ2優勝を決めた。
最下位の栃木SCはホームで京都サンガと対戦。勝たなければ残留の望みが絶たれてしまう可能性もある中、23分に京都MFキム・ナミルにゴールを奪われてしまう。その後同点を目指したものの、反撃及ばずタイムアップとなった。
ひとつ順位が上の大分も敗れたため、勝ち点差は3ポイントのままでJ2・J3入れ替え戦へ進む可能性が残った。しかし、得失点差で大きく差をつけられているため、栃木のJ3降格が濃厚な状況となっている。
再来週の23日に行われるJ2最終節では大分がJ1自動昇格を目指すジュビロ磐田と、栃木はアウェイでコンサドーレ札幌と激突する。ともに厳しい立場に置かれているが、最後まで諦めず戦い続ける。
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