昨季までレアル・マドリーを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
カルロ・アンチェロッティ氏は、英紙『デイリー・ミラー』のインタビューで昨季まで率いていたレアル・マドリーで選手との衝突があったことを明かした。
マドリーの監督就任1年目で悲願の“デシマ”(10度目のチャンピオンズリーグ優勝)を達成したアンチェロッティ氏だが、2年目となった昨季はタイトルを獲得することが出来ずに解任された。
「クビは監督という職業のうちのひとつだと理解している。マドリーではタイトルを取らなければならないのは分かっていた」と語っている。
また、アンチェロッティ氏は自身を物静かな人間であり、“鞭”を使うことはしないと認めているが、マドリー監督時代には内紛があったことを暴露した。
「数選手と問題があったよ。彼らは第二監督のポール・クレメントに『クソッタレ』と言い放ち、私は彼らに2度と試合で使わないことを伝えた。クラブには彼らを放出するよう頼んだよ」
しかし、その問題は数選手のみであったとし、アンチェロッティ氏は「マドリーではとても満足していたよ。選手たちと素晴らしい関係を築けていたからね」としている。
ほとんどの選手は真面目でプロフェッショナルであったからこそ、マドリーを離れるのは「失望した」と話している。
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